平成27年度若手教員パワーアップ研修会
 

平成24年度から毎年開催している,35歳以下悉皆の標記研修会へ,今年度は,「小学校で長く活躍されている先生…関西大学非常勤講師の塩谷京子先生」「中学校で長く活躍されている先生…岐阜聖徳学園大学玉置崇先生」の2名をお招きしました。
県外から2名,市外からの11名を含む77名の参加者がありました。

今年度お二人に講師をお願いしたわけは,塩谷京子先生は,小学校教諭としての国語科を中心とした豊富な実践,司書教諭としての図書館教育を推進してこられた経験等から,多くのことを学ぶことができると考えたからです。玉置崇先生は,昨年度の学びが参加者から好評だったこともありますが,一流の実践者の授業づくりや学級・集団づくりの理念・内容には,たった1回の研修では学びきれない「質と量」があるからです。

本研修会の目的は,全国的に著名な授業実践者の模擬授業を体験したり,授業づくりの講話等から授業の改善点・学習集団づくりの留意点について考えたりすることを通して,自身の教師力向上を図ることです。

 

1日の主な研修プログラムは,
 講話   一流の教師から学ぶ

       「教師として力をつけるということ」
 

 模擬授業 中2数学「角と平行」 授業者:玉置崇先生

      小4国語「ごんぎつね」授業者:塩谷京子先生 

 

 鼎談  「塩谷先生,玉置先生とのトークタイム」

でした。

塩谷先生からは,概念を示す「論理の言葉」とイメージを思い起こさせる「感性の言葉」について教えていただきました。論理の言葉の具体として,説明文により小学校から中学校まで各学年で何を教えるかのという段階を示していただきました。また,感性の言葉の具体については,小4国語「ごんぎつね」の模擬授業を通して,学習指導要領に示されている中学年の「情景」の読みを体感しました。
玉置先生の講話からは,「やってみなけりゃわからない精神を常に持つ」や「発信なければ受信なし」等,先生の経験・実践されたことから,教師として大切にしていきたいことを持つことができました。また,中2数学「角と平行線」の模擬授業では, 教科書の「行間をうめる」教材研究の大切さを学びました。

最後の,鼎談 (ていだん)「塩谷先生,玉置先生とのトークタイム」では,のびる教師の条件や想いを伝えることの大切さ,1人ではなくみんなでやるチーム学校づくり等について,具体的で分かりやすく,そして,熱く語っていただきました。

また,今回の研修は,各プログラム→個人のまとめ→グループ共有(→まとめ)という構成にしたため,参加者からは,「限られた時間の中でたくさんの内容を共有できた。」という声をいただきました。


 
学校教育を支える教員としての自分を磨くために,そして,同僚・後輩・子どもたちのために,本研修会が非常に有意義なものになったと思います。

 

本研修会に参加された先生方が,『楽しく・自信を持って活躍する,よきミドルリーダーとなっていただきたい…。』私たちは切に願っています。